久しぶりの投稿です。
ハセツネカップに参戦してきましたのでその感想を。
ハセツネの経験としては、2017年に完走、2018年に西原峠でリタイア、2021年に1ループ完走(ローカル大会)があります。
今回は大会としては2018年のリタイア以来、4年ぶりなので気合を入れて頑張りました。
これまでは浅間峠までに力を使い切ってしまい、それ以降はグロッキーというパターンでした。
なので今回は「力を使い切らずにマイペース」をテーマにしました。
会場には10時過ぎに着いて受け付けをしてからスタートの13時までゆっくり過ごしました。
スタート前は歴代優勝者のインタビューがありました。上田瑠偉君がかっこよかったです!
飲み物をめちゃくちゃ飲む私は、ドリンク5.5リットルを持っていきました。
そして13時にスタート。
渋滞を避けるため最初は少し飛ばしました。廣徳寺を過ぎた後のトレイルで少しだけ渋滞がありましたがストレスなく通過できました。
そのまま変電所を通って今熊神社へ。この辺りでいったんスピードを押さえるようにしました。
6.5kmの入山峠を1時間で通過、15kmの醍醐丸を2時間30分で通過しました。良いペースです。
2018年は醍醐丸でもうグロッキーになっていましたが今回は余裕があり快適でした。
醍醐丸を過ぎたあたりから雨が降ってきました。
21kmの浅間峠には3時間30分で到着。レインジャケットを着て、腰にライトを取り付けて浅間峠を出発しました。
ここから西原峠までの間にあたりは暗くなり、地面もドロドロ・ヌメヌメになりました。
坂の登りはズルズルと滑り上手く登れず、下りももちろん滑りまくり、平坦でさえ左右のどちらかが谷になっているので滑って落ちそうで怖い。加えてガスってきて前が全然見えない状況。
最悪のコンディションです。ゆっくりゆっくり進みました。
三頭山には6時間30分かかりました。19時30分なのであたりは真っ暗。
三頭山の山頂ではライトの電池交換、ドリンクの交換等をして5分ほど止まりました。
止まってる間はめちゃくちゃ寒くなりました。
ザックには防寒具をたくさん搭載していたので気持ち的には安心でしたが身体が温まるまでブルブル震えながら走りました。
三頭山から月夜見エイドまでがまた長い。。。4-5kmほどなのですがかなり長く感じます。
7時間30分(20時30分)で月夜見エイドに到着しました。
水500ml, スポドリ1,000mlをもらってトイレに行ってから出発しました。
残りは御前山、大岳、日の出山、金毘羅尾根だけです。
寒いですがまだ体力は残ってましたので安全第一に進みます。
月夜見からの下りはかなり滑って怖かった。
御前山までは頂上に着いたかと思うと降ってしまうパターンが何度か続き辛かった。
8時間40分(21時40分)に御前山山頂に到着。ここから大ダワまでの下りもドロドロで怖かった。
大ダワまではアップダウンがありここも長く感じた。
大ダワには9時間10分(22時10分)に到着。後はラスボスの大岳をクリアできれば日の出山と金毘羅尾根だけ。
大岳は新しく階段が作られてましたが1段が段差がありすぎて疲れた。階段の後は岩場。気を付けてゆっくり進みました。
大岳山頂には10時間(23時)に到着。すぐに下りますがここも岩場でツルツルで怖いのでゆっくり進みました。
大岳山荘→長尾平を経由して10時間45分(23時45分)で御嶽神社に到着。11時15分(0時15分)に日の出山山頂。
あとは残り10km、金毘羅尾根だけ。金毘羅尾根は長くダラダラとアップダウンがあって嫌い・・・
途中、くるぶしまでの水たまりがあったり、ドロドロだったりして辛かった。
ゆっくり行こうと思ったけど後ろから快適に飛ばす方が来たので、50mくらい後方で付いていくことにした。
ロードに出てやっとゴールしました。12時間40分(1時40分)くらい。
ゴール後に味噌汁を飲んだけどめちゃくちゃ寒かった。宿までの5kmを走って帰ってお風呂に入ってすぐに寝ました。
いやー、つかれた・・・